ひでまるgglです
この時期になると大学入学で、九州から上京してきた18歳の春を思い出します
同じ大学に高校の知り合いもなく、当時、LINEのような経済的なコミュニケーションツールもなかったので、入学手続きで上京してから、入学式まで、人と話さない時間がたくさんありました
入学手続きの時に大学の正門で配られていたチラシを頼りに、新入生向けのイベントに参加しました
大学生協の組合員である学生が企画するイベントでした
大学の先輩に案内され、初めての横浜観光を楽しめたのは、感謝しています
参加していたのは、自分と同様、入学式までの時間を持て余す、地方から上京した下宿生ばかりでした
その後、入学式を経て、水泳部に入部後、大学生活に溶け込み始めたのですが、しばらく、心の空虚感がありました
当時から言われていた、五月病に近かった心理状態だと思いました
受験勉強中の目標が、大学進学で急になくなったことも原因とは思いましたが、それだけで納得できず、大学の図書館で、心理学関連の書籍を読み漁りました
マズローの5段階欲求説やフロイトの夢判断を知り、面白いな、と思いました
当時の自己心理分析の結果は、社会的欲求が満たされていなかったから、と納得しました
社会的欲求は、下記のようなものです
集団への帰属や愛情を求める欲求であり、「帰属欲求」とも表現されます。 この欲求が満たされない状態が続くと、孤独感や社会的不安を感じやすくなる
確かに、進学後は、入学試験や模擬テスト、宿題の完了に期待してくれる人もなく、社会への帰属が弱い状態だったので、空虚感を味わったのだと思いました
水泳部をきっかけに、新しい生活に溶け込みましたが、空虚感を埋めるには、新しい生活で、社会とのつながりを持つこと、それまでの親や友達とのつながりを忘れないこと、が大事だと強く思いました
幸い、それ以降、就職や転勤等で、新しい生活が始まっても空虚感をうまくコントロールすることができるようになりました
空虚感を感じたら、それは、自分だけに限ったことではなく、誰でも感じることだと知ることで、少し安心できるのでは、と思います
自分の心の構造を理解するのは大事ですね
投資を学ぶのも、これから大事なので、少額から始めましょう