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日々考えたことをアウトプット したいと思います

八街市の通学路事故で考える通学路整備

ひでまるgglです


先日八街市の通学路にトラックが突っ込み、児童が亡くなる事件がありました


平成20年度から4年に渡り、PTAから八街市へ、危険通学路として、整備要望があったとのことですが、未対策のままでした



八街市長“現場の市道など通学路安全対策を強化へ”|NHK 千葉県のニュース




八街市通学路交通安全プログラムについて - 千葉県八街市ホームページ



対策が遅れた背景として、下記を推察します


①より危険な場所を優先していた、と後回しにできた


②発生事故がなかったので、対策を推進しづらかった


③児童保護の自分意識の高かったPTAメンバーの退任


④車社会で通学路を歩くことのない大人が危険度を判断


自分の子供の通学路でも、一部ガードレールのない部分がありましたが、気をつけるようにと、注意する対策しか出来ませんでした


おそらく、何かしらの事故が発生していたら、即効で対策を求めていたはずです


企業の生産現場では、危険予知トレーニングを行い、危険と思われる場所があれば、対策を打つのが日常です


優先順位が低くても、対策が必要との判断があれば、対策実施の時期を明確にすると思います


それに対し、市政は遅れており、経済活動の方が進んでいるようです


優先度が低いから、と見送られた通学路整備は、毎年度リセットされ、当年度の要望が上がらなければ、要望なし、と未対策のままとなるのだと推定しています


おそらく、自分が毎日、高速で走る車のすぐ横を徒歩ですれ違わないといけない、となったら、市政に要望を出す人も多いのでは、と思います


今回の事件が、全国の通学路を見直す契機になれば、と思いました


上記の発生原因に対策を打つとすれば、下記をお願いしたいです


①危険認定したら後回しを許さない


②発生事例がなくても対策推進できるように、事故が起こった場合の責任追及を強化する


③過去の対策要望も含めて、当年度対策の候補とする


④客観的な危険度評価基準を設定し、市議・職員で危険通学路を視察し、公平に危険度評価を行う


全国の危険通学路がなくなることを願います