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日々考えたことをアウトプット したいと思います

ユーチューバーが憧れの職業になるまで★HIKAKIN・UUUMとユーチューバー

会社が休みの間、子供がリビングのテレビでユーチューブを見ているため、前から知っていたHIKAKIN以外の人気ユーチューバーの動画を見る機会がありました

 

 

ユーチューバーは、数年前から、小学生の人気の職業にランキングされるような、メジャーな存在になっています

あまりに自然にユーチューバーが認知されてきたので、 何が幸いしてこの状況なのだろう?と考えてみました

 

 

この状況は、すごくタイムリーにユーチューバーの環境が整備されたから、と思いました

 

 

ユーチューバーの環境整備に大きな影響を与えたのは、多くの人気ユーチューバーのマネジメント業務を行っているUUUMの存在が大きいのでは?と思いました

(ちなみに、UUUMは、2013年設立、2017年マザーズ上場の会社で、年商は、2018年117億円、2019年見込192億円と高成長中です)

 

 

UUUMの存在により、ユーチューバーは、動画作りに専念できる、社会的な信用が得られるというメリットが得られていると思います

 

 

イムリーなUUUM設立の過程に、いろんな出来事や人の出会いが絶妙なタイミングで発生していたことをUUUMの鎌田社長のブログを読んで知りました

 

 

特に重要と思える出来事を下記します

 

 

1.HIKAKINが2010年21才の時にスーパーマリオのビートボックス動画をユーチューブに投稿したこと

 

  ⇒高校卒業後、スーパーで働きながら投稿していた動画の1つがこの動画だったそうです。この動画のおかげで、海外での認知があがり、有名人とのコラボが実現したのだと思います

Super Mario Beatbox - YouTube

 

 

 2.HIKAKINが2013年24才の時にエアロスミスのコンサートでコラボしたこと、また、その数日前にUUUM設立前の鎌田社長と再会したこと

 

  ⇒HIKAKINがエアロスミスと共演したことを後日知り、鎌田社長は、HIKAKIN・ユーチューバーという存在への「怪しい」という思いが「本物だ」という確信に変わったとのことです   

HIKAKIN (ヒカキン)|鎌田和樹|note

 

 

 3.ソフトバンクボーダフォン買収で携帯電話事業に参入したタイミングに鎌田社長が当時働いていた光通信で出店を担当していたこと

 (鎌田社長は光通信で最年少の執行役員をされたとのことで、「できる方」なのは間違いないですね)

  

  ⇒ソフトバンクの携帯電話参入が、ショップ出店を活況にしたと思います。鎌田社長が初めてHIKAKINに会ったのは、ショップでの携帯電話販売の接客コンテストの時だそうです。HIKAKINは、ゲストとして、ボイスパ^カッションを披露したようです

 

 

4.チャンネル登録者数の多い順に、鎌田社長が人気ユーチューバーにコラボを持ちかけたこと

 

  ⇒多くの人気ユーチューバーに早い段階で賛同してもらえたことで、UUUMは、ユーチューバーの組合の事務局のような存在になっているのだと思います。人気ユーチューバーが複数のマネジメント会社に分散していたら、現在、活発になっている企業とのコラボ動画市場の形成にももっと時間がかかっていたのでは、と思います。依頼元の企業は、ユーチューバー個人ではなく、UUUMと契約すればよいため、企業対企業の取引として安心して依頼できる環境で、市場の拡大を促進できたのでは、と思います

 

 

とまあ、まとめると、トップユーチューバーであるHIKAKINと鎌田社長が、ユーチューブの黎明期に意気投合して、ユーチューバーをサポートする会社を設立できたことが、現在のユーチューバー市場をスムーズに作れた理由だと思います

 

 

参考まで、休み中に見たHIKAKIN以外の動画は、下記です

 

うちの子供は、ゲーム実況のチャンネル(マインクラフトやゼルダの伝説など)をよく見ていましたが、それ以外では、うちの奥さんのお気に入りのカズチャンネルやHIKAKINつながりのユーチューバーの動画の視聴時間が多かったです

 

  ・カズチャンネル

 

 ・MASUOーTV(HIKAKINの幼馴染)

 

 ・SEIKIN―TV(HIKAKINの兄)

 

 ・ヒカルTV(ヒカルTVはカズさんとのコラボ動画しか見てません)

  

多くのタレントや歌手が、AVEXや吉本興行やジャニーズに所属するように、人気ユーチューバーの大部分が、UUUMと契約しています

少し歯車がずれていたら、ユーチューバーが色んな事務所に分散し、現在、UUUMが開催している、所属ユーチューバーが一同に会するU-Fesのようなイベントの開催にも多くの調整が必要だったことでしょう

 

 

うちの奥さんは、ユーチューブのブームは数年前に過ぎた、と言いますが、新しい視聴者が生まれてくる限り、衰退はないのでは、と思います

 

 

現在のユーチューブの新しい視聴者は、小学生だと思います。TVはNHKの幼児番組から親しみ、民放のバラエティ番組へと趣向が広がっていくように、新しいユーチューブ視聴者を作り出すために、お母さんたちが安心して見せられる教育系のユーチューブ動画チャンネルがあれば、今後も小学生の中で一定比率のユーチューブ視聴者は確保できるのでは、と思います

 

 

UUUMが人気ユーチューバーの動画の中から、お母さんが安心して見せられる動画をチョイスしたチャンネルを作っているかもしれませんが、そんな仕掛けが必要ですね

 

 

UUUMの脅威は、ユーチューバーの収入の大部分であるユーチューブ(グーグル)からの広告収入やユーチューブの仕組みが変わることだと思いますが、ユーチューブ以外の動画プラットフォームが第2勢力として存在する限り、呼び名は変わるかもしれませんが、ユーチューバーは 存在し続けるのでは、と思います

 

 

まだユーチューブを見たことがないという方には、ぜひ、覗いてみることをお勧めします(動画チャンネルのリンクも貼りますね)

 

 

note.mu